個人的なメモ

Tomohiro Suzuki @hiro128_777 のブログです。Microsoft MVP for Developer Technologies 2017- 本ブログと所属組織の公式見解は関係ございません。

Azure Functions のローカルデバッグで Azure Blob Storage トリガーのリトライ回数、同時実行数を制御する方法

ブレークポイントやコンソールに出力させてデバッグしたいときに、リトライが発生して、関数が複数実行されると非常にデバッグがやりにくいです。
それを制御する設定です。

なお、この設定値は Source = BlobTriggerSource.EventGridの場合でも有効です。

Azure 上でホストする場合は下記の記事の通りです。
learn.microsoft.com

maxDegreeOfParallelism (1 ~ 8)は特定の関数アプリ内で、BLOB によってトリガーされるすべての関数について、同時呼び出しに許可される数です。
poisonBlobThreshold (1 ~ 5)は、有害キューに移動する前に、メッセージの処理を試行する回数です。

問題は、ローカルデバッグの場合です。
記述方法が違うのでご注意下さい。
Jsonの階層構造をアンダースコア2つ[__]で表現します。

{
  "Values": {
    "AzureFunctionsJobHost__extensions__blobs__maxDegreeOfParallelism": "1",
    "AzureFunctionsJobHost__extensions__blobs__poisonBlobThreshold": "1",
}