今回はフェードイン、フェードアウトする方法についてご説明します。
フェードイン、フェードアウトすること自体は非常に簡単ですが、それぞれ1つずつ注意点があります。
フェードイン、フェードアウトには以下のクラスを使用します。
public CCFadeIn(float durataion); public CCFadeOut(float durtaion);
それぞれの使用方法ですが、
フェードインを実行する。
public CCFadeIn(float durataion);
durataion で指定された所要時間でフェードインします。
注意点:CCFadeIn
を実行する前に CCNode
の Opacity
を 0 に設定しないと、今からフェードインする CCNode
が画面上に表示されてしまいます。
※ CCFadeIn
は CCNode
の Opacity
を durataion
で指定された所要時間で 0 から 255 にリニアに変化させるためです。
(例)スプライトを3秒の所要時間でフェードイン
var sprite = new CCSprite("Image.png", null); // Opacity を 0 に設定するのを忘れずに! sprite.Opacity = 0; this.AddChild(sprite); // 3秒の所要時間でフェードイン var fadeIn = new CCFadeIn(3f); sprite.RunAction(fadeIn);
フェードアウトを実行する。
public CCFadeOut(float durtaion);
durataion で指定された所要時間でフェードアウトします。
注意点:CCFadeOut
で画面上から見えなくなっても、Opacity = 0
で画面上にオブジェクトは残ったままですので、きちんと Remove
する必要があります。
(例)スプライトを3秒の所要時間でフェードアウトし、2秒待って、スプライトを消去する
var sprite = new CCSprite("Image.png", null); var fadeOut = new CCFadeOut(3f); var delayTime = new CCDelayTime(2f); var removeSelf = new CCRemoveSelf(true); // 逐次実行アクション作成 var sequence = new CCSequence(fadeOut, delayTime, removeSelf); sprite.RunAction(sequence);
というわけで、今回はここまでです。