C# 10 の新機能の情報の目次は以下をご覧ください。
hiro128.hatenablog.jp
global using
任意のソース ファイルに global using ディレクティブを追加するか、プロジェクトファイル(*.csproj)に Using Itemを追加することですべてのソースファイルで使用したい名前空間を、各ソースファイルで宣言されているかのように指定することができます。
なお、static 修飾子やエイリアスと一緒に使うことができます。
導入の意図
共通の using 宣言を1箇所に集約できるので多くの using 行が不要になり、ソースコードからロジック以外の要素を排除できます。
一言で言えば「ソースコードを簡潔にするための機能」です。
任意のソースファイルに global using ディレクティブを追加
global using System.Linq; global using static System.Console; // static 併用 global using E = System.Environment; // エイリアス併用
プロジェクトファイル(*.csproj)に Using Itemを追加
<ItemGroup> <Using Include="System.Linq" /> <Using Include="System.Console" Static="True" /> <Using Include="System.Environment" Alias="E" /> </ItemGroup>
公式情報:
Global usings
global 修飾子